Research Performance
研究実績
第6回日本角膜学会学術奨励賞 平岡孝浩 – 研究実績
この度,第6回角膜学会学術奨励賞を受賞し,2009年角膜カンファランスにおいて記念講演をさせて頂きました.今回の受賞者は3人でしたが,東京大の臼井智彦先生,大阪大の堀裕一先生といった若手を代表する研究者とともに受賞でき,また2人とも普段から仲好くさせて頂いている先生方なので私にとっては二重の喜びでした.私の受賞テーマは「角膜形状および眼表面変化とQuality of Vision」であり,オルソケラトロジーや各種CL,また点眼薬などが眼球の光学的質やQOVへ及ぼす影響についての一連の研究を評価して頂きました.いずれも2002年に大学に戻ってから開始した研究ですが,当初は臨床研究のノウハウも乏しく,論文も思うように書けず随分苦しんだことを思い出します.一つの研究を論文として形に残すことが如何に大変かを痛感した時期でしたが,その後少しずつ積み重ねてきたことがこんな形で結実して自分でも驚いております.本当に夢を見ているようで,大鹿教授をはじめ,研究をサポートしていただいたすべての方々にこの場を借りて心よりお礼申し上げます.今後もこの受賞に恥じないように,そしてより良い研究ができるように地道に努力していきたいと思います(最近,多くの仲間と楽しく研究したいという思いが強く,突然ですが共同研究者を募集しています.臨床研究に興味がありやる気のある方,大歓迎です.是非声をかけて下さい).