Research Performance
研究実績
加齢黄斑変性の初回治療前視力の推移 – 治験・臨床研究
【背景】
加齢黄斑変性の視力の予後は、光線力学療法、抗VEGF(vascular endothelial growth factor)療法の出現により大きく変わってきた。今回初回治療前の視力及び中心網膜厚と、治療方法別に見た1年後の視力及び中心網膜厚の変化を、経年的に、多数例で検討したい。
【目的】
加齢黄斑変性の初回治療前の視力及び中心網膜厚と、治療方法別に見た1年後の視力及び中心網膜厚の変化を検証する
【方法】
研究デザイン:
過去のカルテを参照し、後ろ向きに検討する
研究対象期間:
過去10年間(2006年1月1日から2015年12月31日)に滲出型加齢黄斑変性に対する初回治療を開始し、1年間以上の経過を追うことが出来た症例。
対象症例:
滲出型加齢黄斑変性に対し、初回治療として、光線力学療法あるいは抗VEGF療法、あるいは光線力学療法と抗VEGF療法の併用、あるいは光線力学療法と抗VEGF療法とステロイド硝子体内注射の併用を行い、1年間以上の経過を追うことが出来た症例
検討項目:
・年齢
・性別
・初回治療の種類
・初回治療前の視力、中心網膜厚
・初回治療開始1年後、2年後の視力、中心網膜厚
【症例数】
研究全体の症例数:5000症例
【参加施設】
(主たる研究施設)
・滋賀医科大学
(分担研究施設)
・筑波大学
・筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター・水戸協同病院
・福井大学
・奈良県立医科大学
・名古屋市立大学病院
・徳島大学病院
・鹿児島大学病院
・兵庫医科大学
・防衛医科大学
・三重大学
・山口大学