Research Performance
研究実績
大型黄斑円孔の手術予後に関する多施設共同後ろ向き研究 – 治験・臨床研究
患者募集 終了
【背景】
特発性黄斑円孔のうち、円孔径が大きなもの(大型黄斑円孔)は初回手術閉鎖率(治癒率)が60%程度とされ視力予後も不良、つまり難治症例とされててきた。2010年に報告された手術法(Inverted ILM Flap Technique<以下Invert法>と呼ばれる内境界膜剥離時の細かい工夫)により、その治癒率は向上しているとされているが、報告は少なく多施設研究は存在しない。
【目的】
大型黄斑円孔の手術予後を調査する。また、Invert法の有用性や手術予後を明らかにすることを目的とする。
【方法】
平成23年2月1日から平成28年1月31日までに各施設において施行された最小円孔径が400 µmを超える大型黄斑円孔の手術予後を診療録の記載をもとに後ろ向きに調査する。
主要評価項目:初回手術閉鎖率
副次評価項目:Invert法実施の有無、視力、円孔径(最小部と底部)、中心窩形態
【症例数】
研究全体の症例数:40症例
【参加施設】
主施設:鹿児島大学 眼科教授 坂本 泰二
徳島大学 | 眼科教授 | 三田村 佳典 |
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筑波大学 | 眼科講師 | 岡本 史樹 |
奈良医科大学 | 眼科教授 | 緒方 奈保子 |
福井大学 | 眼科准教授 | 高村 佳弘 |
名古屋市立大学 | 眼科准教授 | 安川 力 |
兵庫医科大学 | 眼科教授 | 五味 文 |
市立札幌病院 | 眼科医長 | 木下 貴正 |