Research Performance
研究実績
抗菌薬点眼による注射後眼内炎予防効果の検討 多施設共同研究 – 治験・臨床研究
【背景】
加齢黄斑変性,糖尿病網膜症などの黄斑疾患に対する硝子体注射の重篤な合併症として,細菌性眼内炎がある.その予防として抗菌薬点眼が広く用いられているが,実際に眼内炎発生率を低下させるかどうかははっきりしていない.
【目的】
硝子体注射による治療を受けた症例を集め,抗菌薬点眼の使用の有無により眼内炎の発生率に違いがあるかを調べる.これにより、硝子体注射前後の適切な治療法の選択に繋がるような,有益な情報が得られる事が期待される.
【方法】
研究デザイン:
過去のカルテを参照し、後ろ向きに検討する
研究対象期間:
2015年1月から2019年12月までの期間で当院にて硝子体注射を施行された症例
対象症例:
・診断名
・性別
・抗菌薬点眼使用歴
・検査結果(視力検査,眼圧検査,眼底画像検査)
・副作用の発生状況
【参加施設】
・代表施設
福井大学医学部附属病院 眼科
・参加施設
徳島大学 眼科
防衛医科大学校 眼科
奈良県立医科大学 眼科
東京医科大学八王子医療センター
神戸大学 眼科
信州大学 眼科
鹿児島大学 眼科
ツカザキ病院 眼科
兵庫医科大学 眼科
群馬大学 眼科
愛知医科大学 眼科
聖路加国際病院 眼科
山口大学 眼科
滋賀医科大学 眼科
市立札幌病院 眼科
久留米大学 眼科
名古屋市立大学 眼科
三重大学 眼科
東京女子医科大学 糖尿病センター 糖尿病眼科
聖マリアンナ医科大学 眼科