Research Performance
研究実績
次世代Jones Matrix OCTの開発 – 研究紹介
安野嘉晃教授,福田慎一講師を中心に新たなOCTの開発を行なっています.Jones Matrix OCTは組織の持つすべての光学特性を3次元的に可視化する次世代のOCTです.このOCTは一度の走査で眼底組織のすべての光学特性を計測することができる新たなOCTであり,現在ではプロトタイプを用いた臨床研究を行っています.そしてすでに幾つかの疾患におけるJones matrixの臨床価値が示されつつあります.またこのOCTで得られる豊富な組織の光学特性情報を用いた画像処理の研究も進めています.
この研究は以下の競争的資金により行っています.2018~2020年日本学術振興会/基盤研究(B):生体の機械・偏光・血流特性の同時計測を可能とする光コヒーレンス顕微鏡の開発,2018~2019年日本学術振興会/挑戦的萌芽研究:光レオロジー: 偏光で見るバイオメカニクス