Research Performance
研究実績
斜視・弱視の臨床研究 – 研究紹介
筑波大学眼科では斜視・弱視患者の視機能についての研究を,平岡孝浩講師,星崇仁講師,加藤篤子,村上智哉を中心に行っています.小児の弱視患者では眼鏡矯正や健眼遮蔽(アイパッチなど)による治療で視力が改善しても,見え方の質(Quality of Vision, QOV)の改善が不十分であると指摘されています.筑波大学では実用視力検査という,1分間の視力の推移を測定する検査を用いて,治療が奏効した弱視患者のQOVが低下していることを報告しました(Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 2017).