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Residency Training Programs

研修制度

初期研修について – 先輩の声

川口医師 ジュニアレジデント

私は初期研修1年目の5-6月に研修をさせていただきました.
研修の順番は自分では決めることが出来ないのでこの時期になったのはたまたまなのですが,この時期に研修することが出来て良かったと思っています.

なぜなら眼科の魅力をより早い時期に知ることが出来たからです.今だから言えますが,私にとって眼科は何の思い入れも無い科の代表みたいなものでした.学生時代の実習はクルズスばかり(注.筑波大の実習は違います).国家試験に出るから勉強してるだけ.
「親が眼科医の人しか眼科医にはならないでしょ?」
そんな雰囲気を周りからも感じていましたし,私もそう思っていました.
しかし,わずか2ヶ月間ですが実際に研修をさせてもらい印象は大きく変わりました.
「眼科、めちゃくちゃ面白い!!」
ずっと眼科志望だった人からすれば何を当たり前のことをと言われそうですが,なにぶん印象がほぼ無かった分その反動も大きかったのです.

外来での様々な器機を使った診察,先生方の卓越した技術で行われる手術,手術翌日の患者さんの眼をオープンさせる時の緊張感,見違えるように見えるようになったと喜ぶ患者さんの笑顔.それらを体験し,眼科に興味を持つようになった自分がいました.
こんな風に眼科の魅力に気づくことが出来たのも筑波大眼科で研修させていただいたからだと思います.眼科の先生方は皆さん教育熱心です.忙しい外来中も合間を縫って患者さんのことを説明してくれます.手術中も私がモニターを眺めていると側に来て今やっていることを逐一丁寧に説明してくれました.

そして何より先生方一人一人が熱意を持って診療に当たっているのが伝わってきました.とあるレジデントの先生が眼科の魅力,面白さを語ってくれたことがありました.普段は大人しい先生の眼科について話している時のあの目の輝き.忘れられません.自分もこんな目をして働きたいと強く感じました.
筑波大眼科で研修できて良かったと心から思います.将来眼科医になろうと決めている方もそうでない方も是非筑波大眼科で研修してみてください.後悔はしませんよ.