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Residency Training Programs

研修制度

子育てとの両立② – 先輩の声

加藤篤子 入局10年目

筑波大学人間総合科学研究科博士課程4年生の加藤篤子です.
私は2年間の初期研修を終え,眼科医になって3年目で第1子を出産し,5年目で専門医を取得しました.以降は大学病院で勤務し7年目で大学院への進学を決めました.

このタイミングで大学院への進学を決めたのは大学病院で小児眼科や未熟児網膜症の研究や勉強をしたかったからというのが一番の理由ではありますが,ある程度規則的な生活が可能な大学院の間に子育てをしっかりやっておきたかったという理由もありました.
大学院では臨床研究を行いつつ,斜視弱視,小児眼科,未熟児網膜症を中心に外来診療,手術にも従事させて頂きましたので臨床面でのスキルアップも出来たと思っています.
また,大学院生の間に第2子、第3子を出産しましたが,周囲の先生方やコメディカルの方々のサポートもあり育休は取らずに産休あけから臨床研究,臨床現場に復帰することが出来ました.
私が仕事を始めた頃と比べると,労働環境はかなり向上しており,現在は大学病院でも病児保育を利用する事が可能なため子供達が発熱,胃腸炎などで保育所に行けない時も安心して働くことが出来ます.

筑波大学の眼科では臨床,研究の指導体制も整っていますし,もちろん子育て面でのサポート体制も充実していて,それぞれの状況,家庭環境に応じてしっかり対応してくれます.私も3人の子育て中ではありますが,自分がやりたかった事も応援して頂き,子育てをしながらも仕事面でも充実した日々を過ごせています.博士(医学)学位論文も大変熱心に指導して頂き,この春の大学院卒業が決まりました.

筑波大学の眼科では他にもたくさんの女性医師が子育てをこなしながら第一線で働いています.また,たくさんの子育て中のママ仲間がいますので大変心強いです.先輩,同期,後輩と子育ての悩みや愚痴を言い合ったりしながら楽しく仕事をしています.是非一緒に筑波大学の眼科で働きましょう.