Residency Training Programs
研修制度
研究・学会発表 – 後期研修について
筑波大学眼科は希望があれば研究面でも全面的にバックアップします.現在眼科で行なっている研究プロジェクトは,角膜,水晶体,網膜硝子体,緑内障,眼窩腫瘍疾患などの臨床研究の他,生理学,分子生物学,生化学系の基礎研究も精力的に行なっています.筑波大学眼科での年間論文発表数は毎年約50本前後で,そのほとんどが英文論文です(筑波大学眼科業績).もし,興味のある分野があれば,後期研修の4年間の間に精力的に研究をすることができます.各々の分野に指導教官が付き,研究のデザインから実際の研究,データの統計学的解析まで一通りのことができるようになります.現在在職している後期研修の先生の中でもすでに自分の研究を進めて学会発表を行い論文をまとめた先生が何人もいます.しかし,決して研究することをおしつけたり,研究の分野を指導教官が決めつけるようなことはしません.
学会発表も精力的に行なっています.筑波大学眼科では年間に約200の発表を行なっています.
後期研修の4年間で,特に大学病院の在職中には年に数回は発表する機会があります.世界で一番規模の大きな学会,The Association for Research in Vision and Ophthalmology(ARVO)が5月にアメリカで行われますが,毎年10人以上が筑波大学眼科から演題を出しています.これは日本の大学の中でもトップ5に入る数です.後期研修4年間で最低でも1回,希望があれば毎年演題を出すことも可能です.日本の学会では,一番規模の大きな日本眼科学会,日本臨床眼科学会でほとんどの後期研修の先生が学会に参加,そして発表をし,現在行われている最新の眼科診療を肌で感じとることができます.その他,日本眼光学学会,日本弱視斜視学会,日本涙道・涙液学会、日本コンタクトレンズ学会日本白内障学会,眼内レンズ屈折手術学会,日本角膜移植学会,日本眼感染症学会,日本眼薬理学会,日本小児眼科学会,日本網膜硝子体学会,日本緑内障学会,日本糖尿病眼学会,日本眼炎症学会など...数えたらきりがありませんが,様々な眼科分野の学会に精力的に演題を出し,発表しています.